2008年05月28日

悪くなった感受性と結果は 自分の器量の大小

「学生のお客さんが多いですか?」
よく聞かれます

大学が近くに3つありますからね
高校も1つ近くにあるし

でも、学生のお客さんはすごく少なく
本当にたまに来てくれるくらいです

入ってきてくれる学生さんに話を聞くと
入りづらい
入ったら出づらそう
高そう
という感じみたいなので、仕方ないのかと思いますが

後ろをくっついて回ったりもしないし、ファッションビルに置いてあるような価格の洋服もあったりするんだけどな
と思うのはこちらの勝手なので、そういう印象がなくなるように頑張らなくてはならないです

それでも嬉しいことに、最近ちらほらと学生の方が足を運んでくれる機会があります
最近の若い人たちの流行を教えてもらったり、考えていることに触れることができるのが楽しくて嬉しいです
頭がだいぶ固くなり始めている年齢なので、新鮮な事柄は常に吸収していかなくてはですから
感受性は常に磨いておかなくては、なんて思います


自分の感受性くらい
茨木 のり子

ぱさぱさにかわいていく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
何もかもへたくそだったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
  


Posted by Crawl at 16:05Comments(4)雑記