2012年02月04日
人生はインサイドキックの連続でしょ

前回の雑記に書いた、先輩のお疲れ様会にて
僕はその先輩の隣に座っていたので、たくさんのことを話してたんですが
先輩が言った
「人生はインサイドキックの連続でしょ。地味なことの繰り返しの方が多いんだから、しっかりとそれをやれる人間を育てなきゃいけないんだよ。」
というのにグッときました
これ、サッカーやってない人にはちょっとわかりづらいと思うんですど(笑)
サッカーの基本っていうのはインサイドキックと言われていて、基礎練習をする時はともかく繰り返し行います
これがまあ単調な練習でして
だからこそ取り組み方の違いで、ずいぶんと差が出るわけです
それを人生とオーバーラップさせたのが上記の言葉
社会人になってからって、一部の人を除けば必ずルーティーンワークがあると思うんですよ
で、何日かだけならいいけど
そういうのって毎日だったり、毎月だったりやらなきゃならないことが多くて
気持ちが入らなかったりする、まあ僕はそうってことなんですけどね
そういうところの差って大きいはずなんで、大切にしなくちゃいけないんだよなと再確認させてもらいました
これは僕が先輩に言ったんですが
僕らの世代が受けてきた指導って根性論も強く残っていて、それに加えて段々と科学的にトレーニングすることが世間的に周知されてきた世代だと思うんです
根性と科学のハイブリット世代
僕はこれをけっこう貴重な世代だとずっと思っていて、僕ら世代がトップに立って指導する頃に
日本のサッカー界はかなりいい線いっているんじゃないかって思います
指導者をしている先輩・同級生・後輩指導者、非常に楽しみにしていますよ