2009年01月30日
本当は友よ俺も今苦しいよ 意地張って生きるのは難しいんだな

プロフェッショナル 仕事の流儀
という番組を見てました
NHKの番組ですが
同じくNHKの
トップランナー
テレビ東京の
カンブリア宮殿
TBS系の
情熱大陸
と並んで
「生きてくためのヒントがないかな?」と見ている番組です
どれも出てる人によって見たり見なかったり、見逃してしまったりしますが
先日の放送には
まぐろ仲買人の藤田さん
という方が採りあげられていらっしゃいました
印象的だったのが
「良い魚にはそれに見合った値をつけること」。
安く買いたたけば漁師たちの見入りは減り、それが長く続けば産地は疲弊してしまう。
しかし仲買人が魚の価値を見極め、適正な値をつければ産地は守られ、結果として質の良い魚が安定的に客に届けられると信じているからだ。
という部分
資本主義の社会では利益を出さなくてはならないのが当たり前で
企業も、エンドユーザーと言われるお客さん達も
「安く買って利益を得たい」とか「より良いものをより安く買いたい」とか「自分は得したい」
と思うわけです
(実際、「これ安くなりませんか?」「安くしてくれれば買うけど、どうですか?」みたいなニュアンスで話をされる、安くしてくれて当たり前と思ってるのかな?というお客さんもいます)
それは、僕も当然思います
でもそれって、健全なという部分からはずれてるわけで
どこかに歪が出るのは当たり前です
安くするのがダメなわけではないですよ
企業努力もあるだろうし、買うほうからしてみたらありがたいことです
ただ、適正を見誤るのは良くないってことです
漁師さんからみたら、安心するしモチベーションにもなると思うんですよね
藤田さんみたいに考えてくれる人がいるのって
良いもの獲ってやろうって思うだろうし、その辺りにも相乗効果がある気がします
きっと何かと何かがちゃんと繋がって連鎖していて
1つのところが崩れたのをきっかけに、総崩れするんだろうなって
それが今の社会に反映してるんだろうと勝手に思ってます
藤田さんみたいな方がお客さんとして居てくれることは幸せですね
そういう店になれるように
洋服の価値をちゃんと伝えて
妥協せず
意地を張って
頑張らなくては、です